わたしには聞こえた。その拳の風鳴りが

タイトルにツボって、初めて「ライトノベル」を読んだのですが……

彼の振るう拳が、手刀が、蹴足が、いつも胸に迫って涙が止まりませんでした。

勝つための技ではなく、負けないという心を。
抗うための術ではなく、諦めないという魂を。

武道の「武」は「戈(ほこ)」を「止」める、すなわち争いを未然に防ぐこと。

徒手空拳で強大な力に立ち向かいつつ、拳を交えた今日の敵が、明日の友となる。

これは武道が目指すべき境地を示した一人の男の、旅の途上の物語。

掛け値なく感動したっ!
ありがとうございましたっ!!

押忍!!!

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