Part 3 エネルギーを感じる

頭でわかりたくない

Shit, shit, shit!

あと一度だけ。

一度。

しっかりと感じてしまった。

嫌だけど、気のせいではない。

運命の流れでは、身体の関係はあと一度だけしか許されていない。

聞こえたくなかった。

知りたくなかった。

運命に逆らうのも、運命、と私の上のレベルの者はいう。

でも貴方は逆らう道は選ばない。

それはわかってる。

「分身はいらない。」

覚えている？

それが関係してるはず。

この辺りのことはあまりにもパーソナルな事で、自分の気持ちがあまりにも複雑に邪魔してくるから、どの位確かなものかはわからないけれど、

分身ができてしまうと貴方はいなくなってしまう気がして怖い。

無意識に昔の私は貴方の男の子を産みたくなっているけど、

それは絶対ダメ。

貴方も潜在意識で今はそれを望んでいないことを私に伝えたのかしら？

あと一回にしないと。

これ以上は言わなくてもわかるわよね？

...............

後日、記

でも、本当は考えたくない。

涙が溢れてくる。

運命に逆らうことも、運命。

逆らいたいくらい。

でも、私の性分も逆らわないこと。

こんなに素敵なものを、

こんなに愛する人と、

共有する時を、

行為を、

何故絶ってしまわなければ

ならないのか。

悔しくて仕方がない。

でも、私の中では

貴方に迷惑をかけることはできない。

今も昔も、貴方を理解しようとし、

応援することしか出来ない。

逢うことは許されている。

でも、これ以上近くなりすぎるのは

危険、

許されない。

愛しているから。

愛しているからこそ。

ごめんなさい。