ホットドッグが食べたい

荒廃した大地。天まで伸びる軌道エレベーター。そして、主人公はホットドッグを求める。

なぜ、ホットドッグを求めるのか。
それはぜひ読んで確かめてみてください。

そしてなぜ、ホットドッグなのか。
寿司でもカレーでもなく、ホットドッグというのが、近未来を感じます。
魚や野菜はおそらく早い段階で得ることができなくなったのではないでしょうか。
簡単な材料で、しかも携帯して食べることができるからこそホットドッグがその時代でも残っている食べ物だと思いました。

読んでいるうちに私もホットドッグが食べたくなりました。食べられるうちにホットドッグを食べていた方がいいかもしれませんね。

短編ながら壮大なバックヤードが設定されており、長編小説の一部を読んだような気分になりました。
リョウコさん目線での小説も読みたいと思いました♪