第4話
第四章 新しい家族…
葵「蓮かーえろ」
蓮「馴れ馴れしいから名前で呼ぶのやめろや」
葵「もう名前で呼ぶって決めたもーん」
蓮「はぁーー…んでどこ行きたいの?」
葵「んとね!これから住む家に行きたいけど場所が わからないの」
蓮「なんだそれ!住所言ってみ」
葵「4条8丁目の03ってとこ」
蓮「んと4条8の3…ん?…ちょいまて。
もっかい確認せい」
葵「だから4条8丁目の03だってば…」
蓮「まさかさ…もしかしてお前さ、家族の親戚の家に住むとか…じゃないよな…」
葵「えっ!すっごい。よく分かったね!
しかも 橘って名前の家だった。偶然ってすごい。
蓮「それ…おれの…家だ…」
そっか…こいつか…母さんの友達の娘って…
まじかぁーこんな偶然あるのか…
てか遊びに来るだけの人だと思ってた。
まさか住む…
住む?こいつと一つ屋根の下…
葵「そっか。ならもう家族だねよろしく蓮」
蓮「俺は認めてないからな…一緒に住むとか」
葵「そんな事言われても…もう決まってるんだし 家に帰ろうーレッツゴー!」
いつもと違う自転車での帰り道…
後ろにはまだ全然知らない女の子を乗せて…
たったそれだけでいつもと違うこの風景…
いつもより重いペダル。この世界。
だけどいつものモノトーンの風景が少し…
また少しと輝いて見えた。
あんなこんやで、これから家に葵が住むことになってしまった。
こんな奴と一緒に暮らすなんてできるのかよ…
続く…
hana あの花を見た君と人生最後の夢を見る うゆ のばし @s1130y
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。hana あの花を見た君と人生最後の夢を見るの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます