恋愛事情

作者 @kuronekoya

45

17人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

大人……。
それは悩み多き思春期の先にある成熟した人間。
けれど、寧ろ悩みは混迷を深めていて、縺れを解くのは、かなり大変そう。
瑞々しい若いころから少しずつ溶かされてきた砂糖が、どんどんどんどん限界に達していって──、という、お話。

ううん、炭火が目に染みるッ!

★★★ Excellent!!!

淡白で明瞭なストーリーなのに、何度も読み返したくなるのはなぜだろう。
登場人物の人間らしい魅力もそうかもしれないし、舞台となるお店の雰囲気が良いからかもしれないし、あるいは語りすぎないラストかもしれないし。
心にふわりと光が灯るようなお話です。

★★★ Excellent!!!

クリスマスは、ロマンチックでキラキラでハッピーで……!!
だからこそ、毎年誰もが盛り上がる。

それでも心の奥底は、いつまでも子供のように無邪気にしてはいられない。ある程度の年齢になればなおさら、華やぎの裏にあるほろ苦さも切なさも、覚えてしまうのだから。

この物語は、小さな焼き鳥屋を舞台にそんなほろ苦さを味わい深く描いた、大人のクリスマスの物語です。
生真面目が取り柄の不器用な男。そんな男を複雑な気持ちで見つめる、不器用な女。二人の様子を静かに見守る主人公。——どこかにきっとありそうな、小さな恋の形。

この関わりが、どんなラストにつながるのか——それは読んでからのお楽しみ!
濃い味わいのぎゅっと詰まった、素敵なクリスマスの掌編です。

★★ Very Good!!

アイツは、友達っていう便利な言葉を使って、都合の良い関係をキープしたい。
彼女もそんなことはとっくに見破っているけど、離れられない。というような図式が思い浮かびました。
「たしかに『人を見る目がない』ですねぇ」と、主人公は肩をすくめるけど、この言葉はアイツだけではなく、彼女にも当てはまりそう。
「ちょっとした刺激」がどんな結末に導くのか。
続きが気になる物語でした。

★★★ Excellent!!!

クリスマスイブ。
高級フレンチでもカジュアルなイタリアンでも、さらにはKFCでもなく焼き鳥屋で飲み交わす男女ですが、女性の方には口には出せない特別な思いがあるようです。

そんな二人を生暖かい目で見守る焼き鳥屋の親方や常連客。
今年はそのウォッチャーの一人に主人公の彼が加わります。

彼女の思いを聞いていた主人公はどんな思いで二人を見守るのでしょうか。
そして最後に彼がとった行動とは――

人肌のようにほんのりと心地よい温かさが漂う物語です。
こんな飾らない空気のお店、私も常連客になってみたいなぁ(*^_^*)


★★★ Excellent!!!

去年に引き続いて2度目のクリスマス企画作品です🎄

辛島美登里さんの歌をイメージさせての物語になっています。
そして(ある意味)のけぞるエンディング(^_−)−☆

クリスマスはきっかけ。
一雨一雨寒くなってくる季節。人の数だけ「恋愛事情」はあるけれど、こんな物語を読みながら、まもなくやってくる聖夜に想いを馳せてみてもいいかもしれません。

可能なら辛島美登里さんの「friends」をお聴きになってからどうぞ🎶

★★★ Excellent!!!

クリスマスイブの夜、顔なじみの焼き鳥屋のカウンター端の2席は桐生さんのための予約席。彼女一人の時もあれは、大学からの友人である「アイツ」と来る時もある。

二人は、恐らく周りからは付き合ってるんじゃないかって勘ぐられるような感じなんじゃないかな。見てるこっちが焦れ焦れしちゃうような。

くっつきそうで、くっつかない。そんな二人へ「僕」が投じたクリスマス・プレゼントとは。二人に幸せな化学反応は起こるのかどうなのか ⁉︎