輝いていなくても、大切な

僕たちは「良い子」じゃないから、サンタさんは来ない。だったら、クリスマスをぶっ壊してやろう。
穏やかじゃありません。
ちょっとずつ、少しずつ、皆のクリスマスを掠め取って……
「僕たち」は、悪い子でしょうか?
少なくとも「僕」は、自分を悪い子だと思っています。
「悪い子」だから、サンタさんが来てくれないの?
「悪い子」は、幸せを夢見てはいけないの?
読み進むにつれて、胸が苦しくなってゆく。
どうして?
どうして。 
どうして!

どうぞ彼らに祝福を。
冬に咲く大きな花が、いつまでも輝きますように。

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