概要
透明なキャンバスに恋と青春で描くラブストーリー
思春期真っ只中の高校二年生、榎本奏《えのもとかなで》。幽霊部員ばかりの美術部に所属する彼は一人の女子に恋をしていた。しかし、根暗な自分には叶うはずもないと青い春を半ば諦めていた。
そんな中、放課後の玄関で、靴箱から姿を現すは一つの封筒。可愛らしくラッピングされた封筒の中身には丸みのあるまたまたかわいらしい文字で『放課後、校舎裏で待ってます』と書いてあった。
これは所謂ラブレター。
落ち着け榎本奏十六歳。これは罠かもしれない。しかし、本当だったら行かなきゃ失礼だ。いたずらだったら、やっぱりと笑えばいい。スキップしたい気持ちをおさえながら、校舎裏へ出向くとそこには一人の女子学生が。
(やった)
内心、ガッツポーズをとる。
向こうも気づいたらしい。こちらを振り返るとその子
そんな中、放課後の玄関で、靴箱から姿を現すは一つの封筒。可愛らしくラッピングされた封筒の中身には丸みのあるまたまたかわいらしい文字で『放課後、校舎裏で待ってます』と書いてあった。
これは所謂ラブレター。
落ち着け榎本奏十六歳。これは罠かもしれない。しかし、本当だったら行かなきゃ失礼だ。いたずらだったら、やっぱりと笑えばいい。スキップしたい気持ちをおさえながら、校舎裏へ出向くとそこには一人の女子学生が。
(やった)
内心、ガッツポーズをとる。
向こうも気づいたらしい。こちらを振り返るとその子
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