薄光

逃避

珍しく爽やかに朝を迎える事もあるんだ。

絶望に慣れてしまうのが怖い。

微かな光に縋って受けた面接も

再び絶望に俺を堕としてくれた。

でもなんかそれに慣れてしまっている自分がいるんだ。

それを自覚するとき、本当に怖い。

最低限、安定さえすれば

「ヤリガイアル希望ニミチタ仕事」に縋らなくても

他に希望を見出せるかな？

他って何だ？

考えるの疲れて、サカつくをやりだす。

選手枠埋まったからって理由で平気で選手を自由契約に。

（勝ち組気分か？）

現実に（我に？）帰ってなんか憂鬱に。

そんなに社会は甘くないよね？

俺が甘ったるいのか？

旅に出たい。何も考えずに遠くへ

現実から逃避できるかな？

またそこにも襲ってくるのかな？

サヨウナラ、アリガトウ。

続く。