児童文学ファンタジーと思いきや、まさかの……

市に向かうまでのロソのこころの高鳴り、市の風景の鮮やかさ、そして、その露店のひとつに出された商品に触れたときの情景。どれをとっても、描写が細やかで肌感覚に迫るものです。
読んでいて、とっても心地よかった!
このお話をもっともっと読みたい、浸りたいと思うのに、最後のどんでん返しで、奈落に蹴り落とされる気分です(泣)

展開の問題じゃないんです! このどんでん返しで構わないから、続編プリーズ! 物足りません! 読ませてください!