次回予告(?)

 実は生きていたX兵衛オレだけではなかったァ!?


 体の半分を機械化し、サイボーグ・スペース・サムライボーイとなった、野獣九兵衛の魔の手が友久たちへと再び迫る。

 かつてない形振りの構わなさで、魔法少女たちへと迫る九兵衛。

 はたして彼は焔あけみを拘束し、時間を逆行してGW前――再び友久が、魔法少女のパパになる前に戻るようにと強要する。


 それに立ち上がったのは、彼女の仲間の魔法少女。

 そして、そのお父さんたち。


 要友久が葉っぱ一つで股間を隠して森をかける。

 三木村重が絶妙なシャフ度と、尻の角度で魅了しながら街をかける。

 巴三四郎は鍛えられた股間のサイコガンをこれでもかと見せつる。

 そしてマイケルは、ついに、その顎で、自分のそれをホットドックにする。


 各々が各々の方法で、焔あけみを救わんと九兵衛に立ち向かう中――北海道は網走刑務所で、大爆発が発生する。

 そう、爆炎と共にそこから脱出したのは、マーダーライセンスを持つ男。

 背中に阿修羅を背負ったお父さん。


「きさん、儂の娘になにしょっとかぁッ!!」


 再び、国家に叛逆ののろしを上げる、焔さぁん。

 はてさて、こいつはどうなってしまうのか――目が離せねえぜ!!


 という訳で!!

 劇場版、父さんな、ときどき会社で全裸になるんだ!!


「コードエックス 叛逆の焔さぁん」


 って、流石にやる訳ないっての。


 ここまで付き合ってくれてありがとうなんだぜ!!


 これでこの話は終わりなんだぜ!!


 けれども、最後にもう一度……。


 そんなのってないぜ!! あんまりだぜ!!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

父さんな、ときどき会社で全裸になるんだ kattern @kattern

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

参加中のコンテスト・自主企画