本音は心の裡に

時折、クスッとさせられる。
ほのぼのな家族の物語。かと思われたが、
それを一変する最後の展開に。ドキッとさせられた。
彼女の本音はどこにも漏らされていない。
そんな秘密を知ってしまったという、
胸騒ぎと甘い痺れが読後感に残された。