儚い夢のように。そこで回り続ける観覧車

遊園地をテーマにしたホラー作品。

彼女に呼ばれ、向かった久しぶりの遊園地。
そこには、もう回るはずのない汚い赤茶色にサビた観覧車があった。
思い出の中でキラキラと輝く観覧車。
遊園地は、楽しさと侘しさが共存する場所。
たくさんの思い出とともに、ただ佇んでいる観覧車。
あの時の思い出とは……。

突然、アッと驚かすような展開を得意とする作者様だけに、いつどこでホラーな展開になるのかドキドキしながら読みました。

そうきましたかっ!