風に乗って

(本編前に少々小話)

すみません作者のフレイムです


今作品更新がやけに遅いのですが問題として題名が 〇〇の才能 〇〇の才能で半分縛っちゃったことが原因です その中身を考えるのに苦労してる事実になってます←

と言う事でこの話からはその縛りは無視して執筆させて貰います 全くそんなとこ気にしてないしどうでもいいわ!wって人もいると思いますが一応報告しとかないと自分的に落ち着かないので報告させていただきます

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「えっとリアさん 着替え終わりましたけど… なんか女性ものっぽいんですが…」


「シイナー?」


出てきた翔を見てリアはシイナを横目でにらむ


「あー 一応それ男性用でもあるんだけど… おかしいなあ…」


「背は小さいですからなんかこう見えちゃってるだけですかねえ?」


「そうだと思う 一応それ男性用ではあるよ…正確には男女兼用」


…つまり女性も着る服じゃないか


「とりあえず今日はもう夕方だし宿屋…って言いたいけどお金は…?」


「…ないですね 考えてる途中だったりします」


異世界なんだしギルドみたいなのがあってもおかしくない そこで最悪稼ぐこともできるだろう…


「ふーん なら今日は私の家に止まりなさい 明日行くところがあるからそこに一緒についてきなさい」


「えーっと 僕男ですけど大丈夫なんです?」


「そんなの今更でしょ? それきにしてたら抱きしめて飛ぶことなんてできないでしょ…」


※この店に来るとき抱きしめて飛んできました


「まあ…そうなんですかね?」


「カケル君明日忙しくなるだろうから早めに寝た方がいいよー 明日には乾かしとくから 自然乾燥の方が生地にダメージ無くていいのよねー」


「分かったわ 行く前にまた飛んでくるか連れてくるね」


「はーい」


…なんかあれよあれよと話が進んでいく 翔だけを置き去りにして





と言う事で次の日(正直ここの部分何も考えていないので最悪Anotherで語ります)


「カケル 起きて そろそろ行くわよ」


「…んー 今何時?」


「え? 4時だけど?」


勿論朝のね? と合わせてくれるが翔からしたら堪った物じゃない


「早すぎない? まだどこも空いてないんじゃ…」

「できるだけ早めの方がいいの ワイルドボアの依頼の報告がまだできてないんだから」

…そういえばワイルドボアの依頼が何やら言ってたような覚えが…


「でもまだ4時でしょ? 開いてるの?」

「ええこの時間なら手続きも込まないだろうから問題ないわというか助かるぐらいね」


そういえば学園とか言ってたってことは7時ぐらいから学園を考えたらその時間がベター…? 昼は他の人が増えるんだし


「さてと シイナの店にまず飛ばないとね 服回収しなきゃ」


「何か飛ぶのにも慣れてきました…」

「『レビテーション』の魔法は中級だからましにしても『ウイング』なら初級だし持ってるでしょ?」


『えっと…?』

『…あっ お呼びですかマスター』

『うん えっと『ウイング』系の魔法陣ってもしかしたらあったりする?』

『…えーっと ありますね『ウイング』の魔法陣もありますしさらに上の『レビテーション』の魔法陣もございますが 使用法が相当特殊になる感じですね…』

『どういう事? って何かわかったような 魔法陣ってその場所に固定して発動するものだから術者である自分が動いちゃうと魔法陣のサポートが受けれなくなるって事?』

『…マスター慣れてきてますね… その通りでございます 一応魔法陣の操作は私が行いますが位置指定をうまくやらないと飛べないかと 飛べたとしても一瞬で範囲外に外れて墜落するようなものですね』

『わかった… まあ今回は使用しないからいいやちょっと練習必要かもね』

『練習するにしても どちらの効果を持った魔法陣は1枚ずつしかないのであまり派手に練習はできませんね 破れでもしたら書き直しが必要になります』


「ねえ! どうしたのぼーっとして!」

「…あっ ごめん 何?」

「何? じゃないわよ 飛ぶから大丈夫かって聞いてるのに反応ないもの」

「うん ごめん大丈夫だよ」

「はあ… まあいいや 風よ 天を駆ける翼を作りたまえ 『レビテーション』」


そして何でも屋に30秒ほどでまた到着した


「はい到着っと」


「おっ リア到着したわね カケル君も」

「服乾いてるわよね」


「もっちろん! 新品同様ね ついでに洗濯もしといたし」


「分かったわ またノート見せてあげる」

「あっありがとう 結構助かるのよね っとカケル君は着替えてきてねー」


「うん分かりました」


元々の服を受け取り更衣室に向かっていく

…流石に今回も誰かが入ってるなんてことはなかった


「で?どう?学園の方は」

「話はしてるから大丈夫だとは思うんだけど… 時期が時期だから浮く存在にはなるかもしれない」

「まあもうすぐ終業って所で新入生になるんだし… それは仕方ないかしらね」

「それもそうだけど 相反する属性をリアを超えるレベルでうったんでしょ? それだけの魔力持ってるとなると結構危険視されるんじゃないかな」

「そういえばそうだったわね… だけどあの子『ウイング』を持ってないみたいなのよ」

※スキルナビとの会話は念話なのでリアには聞こえていません

「『ウイング』を?あれ初級で魔力があれば使えるから一番最初に練習するんじゃ?」

「そのはずなんだけど…」

「とりあえず今からギルド行くんでしょ? 一応ギルドにも話してもらってるからスムーズにいくと思う」

「あっありがとう 今日食堂でなんかおごるわ」

「ありがと まあ私もあの服の件といい気になってたしいいんだけどね」


翔はまた更衣室で着替えてるうちに巻き込まれそうみたいです…

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魔法陣と共に フレイム @fureimu

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