え。やだ、こわい。

淡々と語るストーリー。
ラストにぽつりと呟くように述べる事実。

読み終わった後、少し間を置いて、「え。やだ、こわい」、そう言ってしまう作品です。

わっと驚かすようなものでもなく、血がドバーッと出るようなものでもなく、ただただ淡白な怖さがべっとりと背中について離れません。