深夜の博物館というシュチュエーションだけでも怖いのに、目の前でぽつりぽつりと語っているかのような文体が独特の臨場感を醸し出しています。怪談好きは絶対に読んで損はしない作品です。
飯綱屋さんはかつて真言宗の修行もされたことがあるようですが、まさかそう言った経験が心霊現象に生きる時が来ると言うのも恐ろしい話です。自分だったら……職務を放棄して逃げるか、誰かに助けを求めるか……続きを読む
夜のお仕事をしている人には本当に頭が下がります。私には到底できそうもありません。なぜか? 怖いからです!なぜ怖いのか、その答えがこの話にあります。絶対に夜の仕事はしない。そう決めた話でした。
きちんと真言に関する注意喚起があって素晴らしいと思いました。興味本位で下手にやると、術は自分に返ってきますよ……
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