読者の心を穿つ漆黒の杭

 読まなければよかった、それが正直な感想です。
 異世界転移した黒田穴太郎。3年後頭に鳥を乗せた不思議少女との間にわたるという子供をもうけて幸せに暮らしていた。しかし、それは真実を知ることにより壊れた。実はその鳥は死体を操る能力を持った魔物だったのだ。
 ラストの鳥の丸焼きを食べながら、「これでひとつになれたね」という穴太郎のセリフにドン引きでした。
 黒い穴、ええ空きましたよ私の心にポッカリと。

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