淡々とした語り口がまたうすら寒く、ひやりとする。あっけらかんとした怪談もあり、お国柄がありそうである。
AIイラストにはまりました。任天堂とファルコムのプチ株収集中。現実はつらい。 完結済み長編 ・exile 男装メガネっ子元帥、最強の闇魔術使いにして公国元帥…
外国の怪談集です。その国だからこそ生まれたのだろうと思われる怖いお話もあり、とても興味深かったです。その一方で、国や文化は違えどやはり「恐怖」はどこの国にもあるものだなと改めて思いました。
日本での怪談はよく聞きますが、異国の怪談というのは初めてでした。それぞれの国の文化事情や生活様式の違いなどはあっても、様々な『怪異』に遭遇すること、またその『怪異』に対して抱く恐れの気持ちは変わ…続きを読む
よい怪異談を読んだり、聞いたりすると、そういえば自分にもそんな経験があったなと、忘れていた記憶を思い出すことがある。短くて乾いている文章が、現代の民話といった趣を作品に与え、よい雰囲気が出ている。
まず『異国の怪談』という字面自体が既に面白いですよね。どんなものが出てくるんだろう? と、これだけでまず私はこの作品に惹かれてしまいました。 そして実際に読んでみると、まさに期待通りの作品が出…続きを読む
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