よい怪異談を読んだり、聞いたりすると、そういえば自分にもそんな経験があったなと、忘れていた記憶を思い出すことがある。短くて乾いている文章が、現代の民話といった趣を作品に与え、よい雰囲気が出ている。
あおぎり よしとお 〇注意 ★お返しの評価・フォローはいたしません。 読みに行って、作品が自分に合えばします。 ・小説のフォローは読み終えたら消します。 …
他に似たものを見つけられない世界のフォークロア集。柳田國男が世界中をフィールドワークしていたらこんな感じだったろうか、と思わせる。幽霊譚あり、ゾッとする実話あり、海外の奇妙な迷信話あり、どうやって集…続きを読む
ここに出てくる怪異は恐ろしいけれど、人間が適切な距離を置き正しく対処すれば必要以上の悪意を撒き散らさない、精霊めいたものも多いです。しかし人間が埋めた地雷が産んだように見える悪魔、差別を愛国心と言い…続きを読む
まず『異国の怪談』という字面自体が既に面白いですよね。どんなものが出てくるんだろう? と、これだけでまず私はこの作品に惹かれてしまいました。 そして実際に読んでみると、まさに期待通りの作品が出…続きを読む
これはやられました。怪談といえば、「日本」。ホラー映画だってそう。じわじわと怖いのは「日本製」。そう思い込んでいた私は、思い切りカウンターパンチを食らった思いです。そりゃそうだ。『海外…続きを読む
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