英雄と呼ばれる前のヘラクレスを、リアルタイムで見ているかのよう。

十四柱の神々を信奉する、三種族の人族が住む大地テラリアル。
土人族の青年クレイオスは、並外れた身体能力を持つ、紅髪の狩人。
感情が表に出づらいが、育ててくれた祖父、幼馴染のアリーシャは理解者だ。
獣を狩り、まれに村を襲う魔獣を倒す日々に、変化が訪れる。

作者様の前作『トゥリエスを二人は駆け巡る』は、
バイクやラジオもある都会的な舞台での、超カッコいい剣と魔法バトルでした。
一転して今作は、後の世に神話と謳われる、英雄が英雄になる前の世界。
ギリシャ神話好きなので、ヘラクレスを連想しましたが。
これから英雄となっていく過程を、リアルタイムで読める幸せ。

第0部(旅立ちまで)が終了し、第1部連載中です。
まずは第0部を読んでみてくださいませ。血湧き肉踊ります!

前作『トゥリエス』もお薦めですよ!

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