異世界召喚が流行り、もてはやされる昨今、こうゆう王道的な物語は影を潜めていた気がする。そんななかで一際輝く作品がこれですね。子供のころゲームや小説にわくわくしていた感覚を大人になった今、また味わえるとは嬉しい驚きです。この作品との出逢いに感謝。作者の宮川さんに感謝です。
第一話目を開いて最初に目に飛び込んできたのがネット小説にあるまじき文圧でした(褒め言葉ただ、その文体もただ冗長に長いのではなく、表現豊かであり、非常に美しい。しかも、ストーリーもしっかりと地に着い…続きを読む
十四柱の神々を信奉する、三種族の人族が住む大地テラリアル。土人族の青年クレイオスは、並外れた身体能力を持つ、紅髪の狩人。感情が表に出づらいが、育ててくれた祖父、幼馴染のアリーシャは理解者だ。獣…続きを読む
重厚でよく練られた世界観と、それを自然と「本当にあった話」のように感じさせ、物語へと引き込んでくれるしっかりとした描写力。 総じて紡がれるのは古き良き伝説。 今時の「中二」なとってつけたかの…続きを読む
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