主人公の気持ちの変化の演出がとても素敵でした!雨が降る度に会う時は鬱陶しがっていたのに、天気が続いて会えない日になると不安になる……そんな恋愛模様がとても共感できます。ぺトリコールの説明も淡々としたものではなく、アロマに見立てたわかりやすい説明で、やりとりもとても自然な会話だったように感じました。
自分なりの純文学を目指し、「命」「記憶」「絆」をモチーフに執筆しています。
幻想的な雰囲気の出会いから、お互いの距離が近づいていき、それが15センチになったときにありのままの姿が見えてくるという構成が見事でした。ペトリコールを現象として説明していながら、魔法的なガジェット…続きを読む
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