知らない
馬田ふらい
知らない
ぼくはしらない。
いっしょにあそぶおままごとも。
あやとり、けんだま、おてだまも。
ぼくは知らない。
少女まんがの大きな目も。
ピンクにラメのTシャツも。
僕は知らない。
リップを
スカート丈のカッティングも。
君は、ずっと一人の女の子で。
僕は、ずっと近くにいたはずなのに。
僕は知りたい。
君の
君と笑える時間の
今はもう、届かぬ思い。
知らない 馬田ふらい @marghery
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます