目覚め

俺はびっしょりと汗をかいて、ぎゅっとこらえてゆっくりと地に足を降ろした。息が切れている。今時珍しいので長く育てていた赤色のカエルは、何事も無く遠くに呑気に逃げた。

ぴょんっ

娘が見ていた。

つぶれたかえる 【完】

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つぶれたかえる 青井鼠 @aoinezmi

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