第2話団長と道化師の**

「やっ、やめろって!!//////」

必死の僕の抵抗もむなしく

団長が僕の手首と足首を掴むと何処からともなくかせが出現し、僕の動きを封じる。

“フフ…気持ち良いでしょう……?”

「誰っ…がっ…!…んぁぁっ…!」

なんっ…なんだよっ…

このっ…変な気持ちッ…!

嫌なのにっ…なんでっ……!

“そろそろこの快楽に酔ってしまえばどうです…?楽になりますよ…?”

微笑む団長…嫌だっ…お前なんかにっ…屈してたまるかっ!!

「誰がお前なんかにっ!!!」

“威勢だけはあるようだな……だが…いい加減に諦めろ…道化師お前は…俺の所有物モノだ…!”

怒り口調でそう言うと団長はまた、何かしらの妖術……とでも言うかのような技で、僕の着ている服をボロボロに破き、僕の首筋を噛んだ。

「痛っ!!はっ、放せっ!!」

五月蝿うるさい…黙っていろ…っ!”

何処からともなく猿轡さるぐつわを出し、僕につけようとするその指に、顔しか動かせない僕は噛みついた。

“ッ……もう容赦はしねぇぞ…”

自分の指を舐めて治しつつ団長はさげすむように僕を見た…

「っ!?」

自分でもおかしな事だとはわかっている…でも…何故か…ゾクッと…興奮を覚えていた…

嗚呼あぁ…お前はMだったのか…通りで………変態だな…このマゾガキッ…!”

今度は抵抗する間もなく猿轡を付けられた。これでもう…僕の自由は…完全に奪われてしまった。

“お前に自由…?そんなもの、あるわけないだろうっ…!ここまで抵抗してくれたんだ…責めてツグナいをするまでは…私を楽しませてくれよっ…!?”

そう言って団長は僕の…今度は乳首に歯を立てた…

「んっ!?ん~っ!!」

やめろと叫ぼうにも、猿轡のせいで何も言葉にすることが出来ない。

“まさか猿轡を付けられてまで五月蝿く抵抗しようとするとはな…やはり…それなりのシツケが要るか…!”

先程の宣言通り容赦なく団長は僕の乳首をガリッと噛み、もう片方の乳首はつねられた。

「んんんん~っ!!」

痛っ…!やめてくれっ…!

痛みに堪えきれず僕に付けられている枷がガチャガチャと音を立てる。

“暴れている割には身体カラダは感じているようだが…?”

ニィと笑い僕のモノを少し触れるだけの触り方でスッとなぞり

“変態が…”

と耳元で囁かれ、嫌なのに、反応なんてしたくないのに、僕の身体はピクりと動いてしまい、さらに団長の行為を加速させることとなる……


違うっ!こんなの僕じゃないっ!…

感じてなんかないっ…!!

嫌だっ……やめてくれっ…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

壊れた道化師と偽りの団長 a.p @a-p-sub

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ