概要
神に祈った一つの願い。その願いは、彼の未来を変えていく。
世は戦国時代。弱肉強食の乱世を生き延びてきた織田家当主・織田信長は、小さい頃、神に願ったことがあった。『妹が欲しい』。子供の小さき願いだったが、神はその願いを叶えてくれた。ただし神はこうも言った。『いずれ向かいに行くと』。まだ理解しきれなかった信長は、その後覇者となり、全国統一まで上り詰める。が、京都・本能寺にて、神の言葉を初めて理解することとなる。歴史書には語り継がれていない明智の謀反は、小さき信長が望んだ、神へのメッセージから始まる。
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