埋もれさせるには惜しいと言わざるを得ない作品。 大義名分なんてもってのほか、美学も美徳も有りはしない。スキルも数値も無い世界、勇者は居なくても有象無象の利害、権益で人の世を食い物にする悪党は尽きない。ここにあるのはそういう冷たい悪党をより上の熱い悪党が退治する悪人対悪人の物語。
昨今流行の異世界転生が人々の共感を集める要素のひとつに「現実世界ではおミソだけど環境が変われば大活躍できハズなんだ」という願望の代価行為という面があるとはよく言われる話だが、その流行の変遷を辿っ…続きを読む
渋い作品を見つけた。ファンタジー世界で必殺仕事人をやるという意欲作。似たようなコンセプトなら商業にもあるが、それに比べ素人創作らしくかなり元ネタに寄せた芸風だ。正直「これアウトじゃね?」というぐら…続きを読む
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