ありそうでなかった本格ファンタジー仕事人

渋い作品を見つけた。ファンタジー世界で必殺仕事人をやるという意欲作。似たようなコンセプトなら商業にもあるが、それに比べ素人創作らしくかなり元ネタに寄せた芸風だ。
正直「これアウトじゃね?」というぐらいに寄せすぎた部分はあるものの、おおよそはパロとオマージュの境界線上ぐらいのギリギリさで個人的に好ましい。
ファンタジーらしいギミックの使い方も程よく、こういう世界観でやる必然性もある。
シリーズのファンだけでなく、スペシャル番組ぐらいでしか触れたことのない若い人にもお勧めできる作品。