結尾

 



 結尾コーダ




 二月初旬。

 寒気がもっとも冴え渡るこの季節、比較的気候の穏やかな学舎周辺地域も雪に覆われ、厳しい冬が訪れていた。

 ある金曜日のこと、特殊支援学舎〈鋼青こうせい〉での冬期演習に励むシュラの元へ、友枝が久々に姿をみせた。

 三学期が始まる直前。春海市立第三中学校からの転校手続きを行う際に同席してくれたのは、友枝だった。

 親戚との話し合いや引っ越し作業など、難航するかに思われた諸々の手続きも、友枝が難なく片付けてしまった。


「キミや水蜜さんに比べたら、彼らなんて色んな意味でわけもないさ。それに僕らの世界には、キミら以上の魑魅魍魎が跋扈しているからねぇ……もう多少の交渉は慣れっこなんだよ」


 ……などと、中間管理職の苦労が滲みでるような発言をしていたことも記憶に新しい。

 友枝はこちらに一週間ほど滞在して仕事を片付け、学舎の視察をしつつ、シュラの訓練風景も見学していくという。

 それを聞いたシュラは死にたくなった。むしろ死んだような心持ちになり果てた。

 現状、シュラの後見人的立場となっているのが友枝であり、同時に彼は研究室の室長でもある。よって仕方のないことではあるが、無残に敗北を重ねる――ただいま敗北記録を絶賛更新中である自分の姿を、この男だけには見られたくなかった。

 だが、概ねは予想通りの流れになった。

 シュラの個人演習である炎化・擬態に関してはなにも問題はなかった。むしろ、友枝は感心した様子すら見せていた。ところが、格闘訓練の様子を見た彼は、他の生徒が唖然とするほどゲラゲラ笑いこけてシュラをからかい、すっかり見学を満喫していた。

 どうせあんたはこの姿が観たかったんだろうが……。

 シュラの中で恨みの炎が燃え上がったことは言うまでもない。いつかぜったいに見返してやるのだ。

 しかし、訓練の視察後、友枝はリウメイ先生と何かを真剣に話しこんでいた。




「シュラくん、ちょっと顔かしてもらえるかなぁ? つーか大人しくついてこねえと今ここで殺すよ?」


 友枝の滞在最終日のことだった。

 普段通り、いつでもどこでもヤクザモード全開の友枝が、朝早くからシュラを迎えにやってきた。

 別に拒否する理由のまったくないシュラは「どこに行くんですか?」とだけ尋ねた。

「研究棟」というぶっきらぼうな答えが返ってきた。




研究棟この建物がこんなに広かったなんて……想像もしていませんでした」

「これでもほんの表層にすぎないよ。もちろん、キミに全部を見せることはできないけどねぇ」


 シュラの背後で一度開いた扉がふたたびロックされる気配がした。

 対異能者を想定して厳重な魔術的封印が施されている……らしいが、シュラにはよく分からない。

 持って生まれた異能――否、生まれもっての異能それ自体であるシュラには、魔術や呪術に関する知識は皆無。現在進行形で基礎知識を勉強中だ。

 現在歩いているのは研究棟地下四階、B区画への渡り廊下。

 身体検査や能力の測定時などに、地上のごく限られた区画へ足を踏み入れたことはあった。だが、それがあくまで表層にすぎなかったことを、シュラは今初めて知った。

 この建物がこんなに奥まで……というか、地下深くまで広がっていることに驚いた。

 そして友枝の説明通り、公開されていない――公開できないような区画がまだたくさんあることが窺い知れた。


「ところで、きみの集団演習の成績は最悪だねぇ。とくに体術、格闘、武器術……どれもてんでダメときた」

「……わかってますよ。これでも練習してますし、一応気にしてはいるんです」


 む、とした顔で頬を赤らめるシュラを見て、友枝は「けけけ」と意地悪く笑う。

 しかし、すぐ真顔に戻ると、言葉をつづける。


「でもねぇ、キミだって、水蜜さんとはまた違った意味で稀有な能力を持つ人材だ。つまり、僕らにとっては手放せない異能力者なんだよ。だから自分で自分の身も守れないようじゃ、困るんだよねぇ。以前のように襲撃を受けたら、あるいは狙われでもしたらこと・・だ」

「……だから、努力してるんですよ。これでも」

「だが、弱い。きみ自身の努力だけではダメだ。“なにかあったとき”を想定していても、これじゃ間に合わないだろうよ」

「なにがいいたいんです?」

「僕はね、シュラくん。きみの後見人――そして先生として、キミに護衛をつけることを決めたんだよ」

「そんな話! 勝手に決められても、おれは……」

「勘違いするなよ。これは命令だ」


 思わず足を止め、シュラは抗議の声を上げた。

 同じく、彼に合わせて立ち止まった友枝が、目をすぼめ、狡いキツネのような顔をした。得体のしれない三日月のような笑みの圧力に、シュラは押し黙るしかない。


「……めい、れい?」

「室長権限ってやつさ。ほら、彼女・・が今日からキミの護衛役だ」

「彼女って……?」


 ふたりが立ち止まった先の、いかにも厳重そうな自動扉が音もなく開く。

 友枝の虹彩パターンをスキャンし、AIが彼を適格と認識したようだ。

 さらにもう一枚内側に防壁があり、友枝が手をかざすと解錠され、ゆっくりと扉が開く。

 その向こう側は――……一切の白。純白の空間だった。

 なにもかもが真っ白な部屋。清浄すぎて気が狂いそうになるほどに。

 おまけに、壁も床もすべてクッション素材で構成されており、尖ったものの一切が排除されている。シュラもテレビドラマなどで見たことがある。精神病棟の保護室のような部屋。

 その部屋の真ん中。唯一置かれた白い椅子。そこに、やはり真っ白な拘束具を着せられた少女が座っている。

 青みがかった銀髪。彼女は今、両目をそっと閉じている。

 睫毛が長く、それが白い頬に唯一影を落としている。

 でも、シュラは彼女の瞳の色を知っていた。

 最近は、いつも絶望しそうになる瞬間にそれ・・を見ている。

 少女が目を開く。そこに宿るのは虚無。

 それは、奈落の底のような緋色の瞳だった。


「あっ、シュラくんだぁ~」


 シュラが思わず息を呑んだ――その瞬間に、幼女のような間延びした声が雰囲気を台無しにした。

 シュラの姿を見るなり、両腕を拘束されたままの少女がぴょこんっ! と跳ね起きた。

 拘束着でなければ、そのまま飛びついてきたことだろう。

 冬青そよごルル。

 シュラが体術の演習で連敗しつづけている、あの少女だった。


「アズサせんせいも、どうしたの? おやつの、じかん?」

「ちがうよ、ルルさん。僕らはキミを迎えに来たんだ」

「がっこう、いくの? これから、くんれん?」

「ある意味ね。キミは学舎にも行けるし、これからは他の色々な場所にいけるようになる。彼と一緒なら、だけどね」


 友枝は普段とは違い、冬青に対してはごく優しく丁寧に話しかけている。

 首をかしげて耳を傾けていた少女は、合点がいったという顔をして微笑んだ。


「このまえの、おはなし、ね?」

「そうさ」

「ルルは、シュラくんと、いくのね?」

「そうだよ」


 この前の話?

 おれと行く、だって?

 ……要するに、最初からすべて織り込み済みってわけかよ。

 友枝やリウメイの意図するところを、シュラは全く読めていなかったのだ。

 この少女がシュラの護衛役をすることは、およそ最初から決まっていたのだろう。


「……おれはそんな話、聞いてないですけど」

「シュラくん。キミに拒否権はないんだよ。おまえは弱い。黙って守られなさい」


 残酷で慈悲深い言葉が、シュラのプライドを砕く。

 横ではルルが不思議そうな顔をしてそれを見つめている。

 シュラの反応に気づいていながら、友枝はそれすら無視して続きを紡ぐ。


「ルルさんはね、キミと同じ。異能それ自体を体現するために造られた特別な器なんだよ」

「……異能の体現?」

「森羅万象。タオってやつさ。それを体現する存在を人工的に作り出す。要は神降ろしのための器だね」

「神仙――亜人を、神を、人の手で生み出すってことですか」

「お。詳しいじゃないの。さては、真面目に授業を聞いているな? まあ、この子は失敗作を某国から譲り受けただけだからさ。その処理も兼ねて――ね」

「そんな、こと……」


 そんなことを本人の前で語ってもよいのだろうか。

 しかし、ルルは、ぽわん、とした表情で友枝に頭を撫でられるにまかせている。

 ――失敗作。

 わからなくもない。いや……残酷なことに、分かりやす過ぎるくらいに、分かってしまう。

 彼女の仕草や口調から。規格外の強さと制御力の致命的な欠如から。

 前々から感じていた違和感はこれだったのか。

 彼女に対する、あの感情。あれは同族嫌悪だったのだ。


「冬青さんが、おれの護衛……。でも、相性は最悪って、リウメイ先生は」

「そりゃね、キミ。戦わせれば相性は最悪にきまっているよ、能力の系統がまるで違うからねぇ。しかし、組ませればどうだ? 互いの欠点を補い、庇い合うことのできる素敵な組み合わせになるってわけだ。それはリウメイ先生も見抜いていたよ」


 授業で打ち合わせていたのは、あれはあれで修練になるからさ、と友枝は付け足す。


「シュラくんは、ルルさんが嫌いなんだろう?」

「ちょっ、そういうことを本人の前でいわないでください!」

「否定はしないのかよ、この偽善者が。嫌いだからいい・・んだろうが。攻撃を受けたら、そして壊れたら使い捨てろ。これはそういう命令でもあるの」

「使い、捨てるって……! まるで彼女をモノみたいにっ」


 まるで既に壊れかけた人形を扱うかのような友枝の言動に、シュラは思わず激昂しかけた。

 冬青への態度が云々ではない。

 自分が人間のかたちをした人外の存在であるからこそ、その痛みが分かるのだ。


「今どんな気持ちだい?」

「おれは、あんたを殴りたい」

「ぬかせ、クソガキ。くくっ……そういうキミだから、あえて彼女と組んでもらうのさ」


 ……ひょっとして、この反応すらも謀られている? 

 友枝は室長として冷徹に振る舞っていても、誰ひとり見捨てる気が無いのかもしれない。

 水蜜を魔女と蔑みながらも、傍において必死に守っている。いつしかシュラの眼にはそう見えていた。

 この男は、それと同じことをシュラにもさせようとしているのではないか?


「友枝さん、あなたは――」


 問いかけを口に出そうとした瞬間、シュラは背後から引っ張られてつんのめる。

 転びそうになるのを耐えて振り返れば、ルルがシュラのシャツの裾を握っていた。


「ルルは、ね。シュラくんがすきよ? だから、だいじょうぶ、なのよ?」

「……いや、ぜんぜん大丈夫じゃないから。っていうか、好きなら普段もう少し手加減してよ」

「では決まりだね。せいぜい仲良くやりたまえよ。水蜜さんの嫉妬を買わない程度に、ね」

「それは余計なお世話です!」


 かくして、シュラの新しい受難の日々が始まった。

 今後、血で血を洗う凄絶な多角関係恋愛戦争が勃発することになるわけだが、この話は、また別の機会に――――。







 そして、三月。

 粉雪がちらつく宵闇の中を、シュラは一人、寄宿舎へ向かって歩いて行く。

 昼間の陽気がほんのりと残っているが、夜の外気の底には、まだ重い冷気が頑なに居座っている。

 季節は未だ冬の檻に閉じ込められたまま、なかなか前へ進もうとしてくれない。少なくとも、表面だけ見ればそうだ。

 咲いたそばから散る桜の如くに、儚い雪が闇に融けながら舞っている。

 あたたかな雪は積もることもない。それらは地面に触れた途端に消えてしまうから。

 そうやって降る雪がシュラの肌に触れ、音もなく蒸発してゆく。訓練後の上気した身体には心地よい感触だった。

 ――……雪原に彼女の肌の面影を重ねることも、もうしなくなって久しい。

 忘れていくのではない。覚えているために、思い出すことをしなくなったのだ。

 疑う余地などない。彼女が言うのだから、戻ってくるのだろう。絶対に。

 だから、それまで、シュラはシュラで努力を重ねていくしかない。これは猶予なのだ。彼女が戻ってくるまでに与えられた……――。

 シュラは、いつものようにへとへとになって短い帰路についたところだった。

 斯様に長い冬の終わりだが、近頃はこころなしか夜が短くなってきている気がする。一日一日、月が膨らんでいくように、予感も思いも膨らんでいく。

 学舎〈鋼青〉で友人も複数できた。異能者とその能力の在り方を知れば知るほど、前にもまして強くなりたいと願うようになった。

 もっと遠くへ。だれにも負けないくらい強く。

 なりたいのではない。なるんだ。少なくとも、そう考えるようになっていた。


 今日もまた色々なことがありすぎた。

 シュラの護衛となったあの少女――ルルに演習で三連敗した。

 その後は近くの街までの買い出しに付き合ってもらい、この寒い中、珍しがったルルにアイスクリームを奢らされる羽目になった。ルルは二段重ねでレギュラーサイズのアイスクリームを必死になって平らげていた。守られているのはこちらだが、お守りをしているのもまた完全にこちら側だった。

 休憩時間には友枝がビデオ通話で近況に探りをいれてきた――彼はこうしてちょくちょくシュラに連絡をしてくる。無理やり時間を作って気を回しているのだと、最近になってようやく気がついた。

 それから魔法文化についての座学でつい居眠りをして叱られたりもした。

 要するに、充実した一日を過ごしたのだ。

 素直にそう思えるようになれたのは、新しい環境への気恥ずかしさや浮ついた気持ちが消えて、落ち着いてきたからだ。

 代わりに最近は、後ろめたさや、ほんの少しの恐怖感を覚えるようになった。

 鮫島朱空が送ることのできなかった日々について考える。

 おれがいる場所は彼のものだったかもしれないという後ろめたさ。

 そして、シュラ自身が得たものも、もしかしたらいつかは消えてしまうのかもしれない。そういう途方もない恐怖を抱くようになった。

 シュラの本分は、発火。燃焼。

 いつか自分自身の手ですべてを焼き尽くしてしまうのではないか。不吉な予感が胸をよぎることがある。

 それは、シュラが以前に比べて抱えきれないほど多くのものを得たからに違いなかった。

 だから――すべてを諦めないためにも、おれは強くあらねばならない。

 ……寄宿舎のエントランスを通り過ぎようとしたそのとき、管理室から声がかかった。


「鮫島くん」

「…………はい?」

「届いてるよ。いつものお手紙」

「……ああ。ありがとうございます」


 訓練と講習を終えて寄宿舎に戻ると、入口で郵便物を手渡される。これももう日常だ。

 日常。想像もしなかった日々の連なり。

 淡い生成色のリネン紙製の封筒には、ほんのりと甘い匂いが残っている気がした。

 受け取る前から、差出人が誰かは分かっていた。


 行く先は知る由もないが、意外なことに水蜜は時たま手紙を書いて寄こした。

 メールも電話もないのに、筆だけはマメだった。

 おかげで返す宛てのない手紙ばかりが溜まっていった。彼女からの報せには、どういうわけだか住所も消印も、おまけに差出人もろくに記されていないのだ。秘匿事項というやつだろうか。

 それにしても手紙だなんて、ちょっと昔の人みたいだ。

 シュラはそう思ったが、案外本当にそう・・なのかもしれない。

 だって水蜜ときたら、まともな年齢すら教えてくれないのだ。女性に年を聞くのは無粋だとかなんとか理由をつけて。

 けれど、日向水蜜は〈不死者イモータル〉だ。いくつだって関係ないのかもしれない。彼女は常に現在という時を生きている。

 でも、いったいいつから? 

 …………そしていつまで。





 ミルクを混ぜたコーヒーを片手に窓辺へ座る。

 傍らに、先ほど封を切ったばかりの手紙を携えて。

 寄宿舎は湿地の湖畔側に位置し、シュラの部屋からはちょうど湖全体を見渡せた。

 対岸には夜闇よりも昏く茂る森が広がっている。

 真夜中に雪は止み、今は月も風もなく、湖面も木々の輪郭も、ただ静かに凪いでいる。

 無数の星だけが、はるか遠くでざわめいている。

 冬の檻が、崩れていく。蕾が萌えるきざしを今、全身で感じている。

 ……穏やかで、いい夜だった。

 天国が降ってきたなら、こんな感じなのかも知れない。

 シュラはしばらく窓の外を見つめたまま、ここ数カ月で生じた変化に思いを巡らせた。

 寒さ。念動発火。鮫島朱空の影。魔法の名残はもう消えた。

 それでも、まだなにも始まってはいない。

 シュラにとってのすべてはこれから先にある。

 時は止まらない。止まってはくれない。

「もう少しだけこのままで」は、いつだって叶わない。

 だから、歩き続ける。シュラは限られた今を生きていくのだ。

 共に生き、いつの日か「方法」を見つける。おれが彼女の永遠を永遠に終わらせてやるための、やり方を。


 なにより、帰ってくる。

 水蜜が。

 日向水蜜が、帰ってくる――――。




 *




 その日の夜明け前。

 闇がもっとも濃い時分に、シュラは、愚者火がひとつ、暗い湖上を渡ってゆくのを視た。

 夢かうつつか、不思議な光景だった。

 一掴みの藁のウィリアウィルオウィスプム。

 青白く発光し、浮遊する怪火。

 日本では、鬼火、あるいは火の玉とも呼ばれている。

 その正体は、生前罪を犯した為に昇天しきれず、拠り所を求めて現世を彷徨う死者の魂なのだという。他にも、祝福されずに死んだ子どもの魂だとか。

 天国にも地獄にも行けない男を憐れんだ悪魔が、彼に灯りとして渡した地獄の石炭一掴み。その光が後に鬼火として人々から恐れられるようになった。そういう伝承がある。

 以前、水蜜から寝物語に聞いた話だ。

 地獄の劫火の燃えさしひとつ。現世を彷徨う死者の影。

 まるで自分のことのようだと、シュラは思った。

 でも、そんな魂を抱いて、光を与えてくれる者が在るなら悪くはない。それがたとえ悪魔や魔女であっても。

 愚かでも無様でもいい。

 魂に火を灯し、始めることができさえすれば。

 ……そういえば、水蜜の手紙の締め括りはいつだってXキスOハグだ。

 その記号は祝福であると同時に、魔女の呪いのようでもあった。

 シュラは綺麗に折りたたまれた便箋を広げた。

 言葉を連ねた結尾コーダの部分に、やはりその文言はあった。





 ――――魂を燃やす、愚者の炎にくちづけを。












 第一部〈了〉




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愚者の炎にくちづけを 津島修嗣 @QQQ

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