幻想的な物語を見て風を緑で表現したらこんな色だろう、と思い、水が川から滞りなく流れていくような文章を読んで幻想的な水の色とはこういう色なんだろう、と思いました。2つの色が途切れることなく交互に想像出来て気分が晴れやかになる。とても気持ちの良い小説です。
その世界で息づくキャラ達が織り成す魅惑の物語が堪能できます。奥深い世界観とは裏腹に、ストーリー自体は子供に読み聞かせたくなる内容です。 全体を通して読むと起承転結の巧みさに気づきます。二回目を読…続きを読む
文章を読み進めると、幻想的な町並みの中華やかに踊る踊り子達が目に浮かびます。その背景からファンタジー独特の音楽が共に流れて来そうな、美しい世界観。素敵な異世界に迷い込んだつもりで読むと、心も…続きを読む
流れるような文章に感服しました。細かく描写された人物や情景はリアルで美しく、キャラ一人さえおざなりにしない作り込みに圧倒されます。お嬢様系が好みなので好きなキャラはマーガレッタですが胸のあるモニカも…続きを読む
それはまるで、精霊の唄のように。第4話『水の精』や、第26話『踊りの始まり』から始まる詞の掛け合いが私は好きです!物語全体が、詩や唄やオペラを見ているような流れで進んで行きます。文章が硬い…続きを読む
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