あらすじは作者様の内容そのままです。
ロッカー開けたら箒と一緒に美少年がインしてました。滅茶苦茶ビビる主人公の歌乃ちゃんが可愛い(笑)
王子様と呼ばれるモテモテ男子の素顔を知る……テーマはありふれたものですが、彼と歌乃ちゃんのとある共通点及び歌乃ちゃんの爆発と、「その隠してる素顔を皆に見せないの?」と聞かれた王子様こと和臣君の回答が本作を輝かせていると思います。
前者は聞き手に回っていた歌乃ちゃんの個性を惜しみなく発現させ、後者はギャップに悩まされてるだけではない和臣君の言葉が新鮮であると同時に「こういう考え方も好いな」とほっこりしました。
6000字未満で起伏もしっかりと作られた短編小説。是非ご一読くださいませ。