SF、本格ミステリ、サスペンスが無理なく同居したハイレベルな1作です。詳しくは応援コメントに書きましたので、よければ本編読了後にご覧ください。
「人間が好きじゃないと小説は書けない」という定説を打ち破るべく立ち上がった人間嫌いの勇。 厭世家による、厭世家の為のエンターテインメント「厭為」を目指します…
この作者さんは本当に上手い。文章。知識。アイデア。キャラクターの魅力。それ以上に構成力が秀逸。携帯電話がある現在、密室事件の物語は作りにくいが、それが宇宙であれば違和感がなくなる。そして…続きを読む
トリック、展開、文章ともに秀逸で、学的根拠の提示も過不足なく、大変面白く読めました。ただ、レイシズム的描写は自分的にはちょっと…というわけで星マイナス1。
人種も職業も年齢も異なる5人が、宇宙空間に閉じ込められてしまう。そんな中、パイロットが死んでしまう。スペースシップという密室空間で起こるパニックと最後に明かされる衝撃の事実。これぞ、至高のSF…続きを読む
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