★すごい実績なのに、意味ないと言ってしまえるのが若さ

高校生の部活と恋模様を書いたエッセイなのだが、読みやすいし、引き込まれる。くどくどと細かいことを書かずに、さらさらと流れるような文体でさっさと場面が進んでいくのがよい。第三者から見れば、結果的にはよかったじゃないかと思うけれど、渦中の当人からしてみれば、それはそれは大変だったことだろう。他にもいくつか作品を読んだが、とりあえず作者のファンになった。