一なる女神様が竜の伴侶を人の女とした世界。 一千年前に滅んだとされる世界竜の花嫁として生を受けたフィオナ・ガードナーは世界竜の花嫁として竜たちに迎え入れられ、自身の伴侶たる世界竜を探す旅へと出る。 壮大な世界観と、心温まるキャラたちのやりとりが魅力的な王道ファンタジーです。特に主人公のフィオちゃんたちを始めとする女の子たちのキャラが強くて健気で愛らしいです。 明るくて心温まるファンタジーを読みたい方は是非とも本作をお読みください。
人と竜が織りなす美しい物語。登場人物のセリフに込められた感情の機微が、さすがこの作者さんだなあと思わされます。日常の恋愛ドラマも書けて、SFも書けて、こうした王道ハイファンタジーも書ける。すごい作者さんだなあ。
懐かしいながらもオリジナルの点が光りますね。これからにも期待です
骨太なファンタジー作品です。主人公の成長譚でもあり、成長を見守るような気持ちで公開分まで読み終えました。世界設定がしっかりしているので、安心して読めます。今後の展開が楽しみな作品です。
ファンタジーの主成分である王道な要素は押さえながら、人間と竜族が生きる世界の緻密な設定が奥深くとても魅力的です。特に惹かれたのは登場人物たちが繰り広げるリズミカルな会話と、自然なやり取り。地の文の丁寧な描写も相まって、彼ら、彼女らの見せる表情が目に浮かんでくるような味わいがあります。昔からファンタジーが好きで、今また腰を据えてファンタジー作品が読みたい! という方には是非オススメしたい一作です。
(現在投稿されている箇所までのレビューとなります。またちょこちょこ追加していこうかなと)前作のポテコロとは雰囲気が違い、本格的なファンタジーです。最初に読んだのがポテコロだったので、ああいう現代ドラマを得意とする作者様かと思っていましたが違ったようです(^^)黒い鱗というキーワードがバックストーリーにある主人公の成長譚なのですが(現時点)言葉を選んで書かれているな、と感じました。これからの展開にも注目したくなる作品です。