歴史好き。新撰組好きには必見のお話です。病にふせる沖田さんに花乃さんが軍鶏鍋を作ってあげて、ほっこりしました。短編なのですぐ読めました。
アニメも漫画も好き🍒🐰🌸 小説は書くのも読むのも大好き📖👓 《物語は夢や可能性が無限に広がっている》
短編小説はときに長編小説を凌ぐほどのエネルギーを含む場合がある。短編であるがゆえに情報が少なく、それまでの経緯、物語のあとの気配はすべて描写されない。だからこそ、その短編の背後には広大な世界が広が…続きを読む
病に伏せる沖田総司。看病をする花乃という女性。その状況がありありと浮かぶこの描写力は流石としか言えない。描写の一役を買っているのは、本当に聞こえてくるような花乃の京言葉だ。息遣いまで感じら…続きを読む
病に臥せった沖田総司にどうしても、何か美味しいものを食べさせたい。京育ちの町娘花乃は、ただただ心を砕く。ただそれだけの話が、きりっと物語として立つのは、その背景にある「死」が、かっちり描かれている…続きを読む
相手を想う気持ちが如実に感じられる巧みな文体、読み進めるうちにせつなさが込み上げて来ます。内容のネタバレを避けたいので明確には書きませんが、食事シーンの二言と最後の一言が心にグッと来ました。短…続きを読む
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