被災地で黙々と作業する様子が取り上げられることの多い自衛隊の方々が、実際はどのような心持ちで任務をこなしているのか、その一面が分かる作品です。自衛隊の資料としてもエッセイ・ノンフィクションとしても非常に質が高く、楽しんで読むことができました。ミリタリー小説などを書いている方、または自衛隊に興味のある方は、ぜひ一度目を通すことを強くお勧めします。素晴らしい作品をありがとうございました。
この作品は本当にあったかどうかなど言及されていないので、本文の内容を全て鵜呑みにするわけにはいかないのですが(本当にそうだったらごめんなさい)、飾り気なく淡々と語られる内容はリアリティを感じました。 そして同時に自分もまたマスゴミと呼ばれる連中と同じく都合の良い事実しか見ない人間だと思い知らされました。
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