冬は春を招き、愛はかたちを変える

春、夏、秋、冬……。

それぞれの季節に、四人の女王は、順に塔に登れば、苦しみから免れると言う。

ゆるやかに平和に過ごしていた時に、一人、恋に落ちてしまった。

そこからが、国の悲劇が起こった。

ああ、どんどん哀しみが広がってゆく。

恋とは恐ろしいもの。

読んでいてハラハラしましたが、ラストまで読まれるとほっとします。

でも、魔女って、その忘れ物が気になりました。

おすすめです。

その他のおすすめレビュー

いすみ 静江さんの他のおすすめレビュー473