初めてレビューを捧げます。それに値する価値がある



当方、けものフレンズの大オタクです。
特にあらいさんが好きなオタクによるレビューになります。
※ネタバレはしません。

けもフレが好きすぎると友人に告白したところ、『「けもの」の本能』をオススメされ、見ることにしました。

最初はけものフレンズの世界観が二次創作で崩れることに忌避感があったが、読み出すとそれもすぐに無くなった。
文章を目で追うと、自然と脳裏に情景が浮かび上がってきたのだ。

それは、二次創作特有の「頭にキャラクターがいる状態」で広がる想像ができる……というものだけでなかった。
大上さんの書くストーリーがフレンズ一人ひとりの枠をきっちりとはみ出していないことを意味していた。

読んでいて感じた。「この人はけものフレンズが好きなんだな」という思いは、私がこの小説の読む手を止めさせなかった最大の理由になる。

けものフレンズは「けものはいても除け者」はいないをテーマに、誰も不幸にならないような終わり方をする。(二期は途中で見るのを辞めたが)
さて、この作品はどうかと言うと……ネタバレになるのでいいません。

大上さんのケモフレ愛をたくさん感じさせる内容なので、けもフレ好きの方も、まだ見たことがない方でも読んでみてはいかがでしょうか。

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