少女たちの、夢と、嘘と、残酷さ。

大正時代。山の上の女学校の、取り壊し寸前の礼拝堂。
お互いをガブリエル、ウリエルと呼び合う少女たちは主張する。
先生は、サラ様は、私が殺したの。本当よ?

シチュエーションが素敵。
朽ちかけた礼拝堂と、四人の少女。舞台演劇で見てみたい感じです。
女の子の夢見がちなところと、残酷さが詰まっていて、とても魅力的な物語でした。

その他のおすすめレビュー

卯月さんの他のおすすめレビュー321