天使の告白 〜私が"彼女"を殺した〜

作者 淡島かりす

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★★★ Excellent!!!

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今はもう使われなくなった礼拝堂に集うとき、少女たちは
ガブリエル、ウリエル、ラファエル、ミカエルと呼び合い、
古びた長椅子に並んで腰掛けて、秘密の罪を打ち明け合う。

大正時代、山の上の女学校、彼女たちは夢見がちな嘘をつく。
美しき教師サラの死を巡って、証言が重ねられていくほどに、
次第に何かがねじれて不可解が募り、謎解きを求めて読み進める。

何気なく読み始めたが、少ない字数からは予想外の満足感だった。
図書室での「小説観」など、時代の気風が描かれていて心地よい。
他のレビューでも触れられているとおり、舞台で観てみたい作品。

かわいくて残酷でおもしろかった!

★★★ Excellent!!!

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大正時代。山の上の女学校の、取り壊し寸前の礼拝堂。
お互いをガブリエル、ウリエルと呼び合う少女たちは主張する。
先生は、サラ様は、私が殺したの。本当よ?

シチュエーションが素敵。
朽ちかけた礼拝堂と、四人の少女。舞台演劇で見てみたい感じです。
女の子の夢見がちなところと、残酷さが詰まっていて、とても魅力的な物語でした。

★★★ Excellent!!!

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カクヨムミステリーズ乱読シリーズです。

時は大正。舞台は山上の学舎。登場人物は全員女学校の生徒たち。そして被害者はその生徒らに女神の如く崇められていた女教師。集った四人の〈天使〉たちが、それぞれ女教師の死の〈真相〉を語り継いでいく様が、雰囲気たっぷりに描かれています。
冒頭から〈四大天使〉の名を騙る彼女たちは、その証言に偽りを交えています。彼女らの〈嘘〉とは一体なんなのか? 美しくも残酷な〈天使〉たちの戯れに、あなたも酔い痴れてみてください。

★★★ Excellent!!!

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四人の天使が次々と「私が殺した」と告白をしていく。
本当に殺したのは誰なのか。
私は犯人じゃないという作品はいくらでもあるし、犯人をかばい名乗り出る作品も多い。
しかし、今作は全員が「私が殺した」と主張している。
答えはぜひ読んで確かめてみてください。

さんがに★で称えました