スルスルと頭の中にストーリーが入っていき、楽しく読めました。
大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみも見ず 天の橋立百人一首にも入っている、小式部内侍の和歌です。どういう状況で詠まれたか……?小式部内侍は、和泉式部という偉大な歌人を母に持つ女性です…続きを読む
『百人一首』でも有名な歌人小式部内侍と定頼のやりとりがテンポ良く進んでいきます。くすりと笑いたくなる定頼に対し、小気味いいほど凛々しい小式部内侍。カッコいい……。惚れそうだ、小式部内侍。学…続きを読む
きっと千年前にこんなやりとりが繰り広げられていたんじゃないかと思わせてくれます。お互い偉大な親を持ってしまった。超えたくても超えられない親の壁。きっと彼女だってそうに違いない。ちょっとからか…続きを読む
百人一首の解説本に掲載したらいいんじゃないだろうかこれ、というのが最初の感想。アホの子・定頼とわざわざ話に付き合ってくれる聖母・おとのやりとりがナイスです。こんな感じの解説なら、楽しく歌を覚えられそ…続きを読む
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