救うとか救えないとか可能性の問題じゃない、そうせずにはいられないんだよ

この世界は世界であって、たったひとつの世界ではない。
そして、知覚可能なものは真実である、そのある種の自覚は果たして本当に真実なのか。

自分が解釈してきた世界は、あなたが当たり前だと解釈してきた世界が本当は違ったものだったとしたら?
そう考えると足元がぐらりと揺れる。

それでも、護りたいもの、取り戻したいものがあるなら行くしかない。
例え引き換えに、何かを消滅させてしまうことを分かっていても。


自分が今まで感じていた、現実と感覚と思考をじっくり考え直したくなる作品です。
どこまでも掘り下げて考えたくなる奥行きも魅力あふれる作品でした。
ありがとうございます!



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