世界観、登場人物、物語展開がうまくロジカルに組まれSFに相応しく、まるで高性能な機械のような印象である。そして時おり見せる、人間味のある温かみに胸を打たれた。
毎日働くだけの人生って嫌だ。楽しいことしたい、見つけたい。そんな人間です。 そんな僕に新しく趣味が出来ました。それは小説を書くことです。
デストピアものに分類されるでしょうか?最初の葬儀の話に何の意味が?と思ったら最後に重要な役目がありましたね。
行動は感情を規定する。そしてその行動は、技術や社会が規定する。そんな現代社会の行き着く先を描いた短編です。冒頭、主人公は疑問に思います。姉の葬式で泣く私は、悲しいから泣くのだろうか、泣くか…続きを読む
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