死の概念が希薄になった近未来SF

 脳をコンピューターに移植することで不死が可能になった近未来。それが公然と行われるようになる中で、主人公はコンピューターに移植した時点で、それは確かに自分であると言えるのか、という疑念が生まれる。
 脳を移植の半分で打ち止めた主人公は違和感に苛まれることとなる。死と不死の間に揺れる半ば半端者となってしまった主人公がこれからどうなってしまうのか。今後に期待です!