きっとここは異世界なのでしょう。魔法の存在するこの世界でしか成立しない技術ではありますが、天使を造形してゆく過程の描写は細かくてリアリティがあり、グロテスクだが目が離せない。異世界ファンタジーとホラーが融合したおもしろいアイディアです。
主にローファンタジー小説を書いています。 学んだ場所はいくつかありますが、 文藝学校(通信講座)など。 こちらに短編をいくつか置かせていただこうと思います…
この機構はとても恐ろしいもののはずなのに、作品の文書によりそれは下劣なものにならずむしろ美しい作品と仕上がっている。行為は忌避すべき唾棄すべきもののはずなのに、作品そのものは美しいのである。そう、そ…続きを読む
いずれ失われるはずの少女特有の美しさを永遠に閉じ込めたい。と願ったことがある人間は、存外多いのではないでしょうか。ですが流れる時は決して留められず、また少女の時を止めようとすれば少女の美すらも喪われ…続きを読む
先に言おう。グロテスクな表現、残酷な表現、が秀逸な作品。だからこそ、その手の表現が苦手な方は素直にこの作品を読むのをやめた方がいい。生半可な覚悟で読むと、この作品に飲まれてしまう……キャッチコピ…続きを読む
リラダンの「未来のイヴ」を彷彿とさせる構成をもった作品。“天使”の作業工程を丁寧に、残酷に、おぞましく描いていて、少しずつ美しく加工されてゆく少女たちを見ながら、思わず私も欲しいと思わされてしまう…続きを読む
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