甘くない、なのに甘い。大人の魅力に溢れた、幼馴染み同士の物語。

サラサラと、幼馴染の口調と、空気で。
そこにあるものは、かけがえのないもの。
なのに、主人公も、彼も、お互いにそのことは口にせず……きっとそのまま、夜は明けていく。

小さな頃から一緒に育った二人。
誰よりも近いはずなのに……「運命の相手」には、ならない。
なれるかもしれないのに……ならない。

さらりとセンス良く描かれる、なんとも言えず切ない空気。甘くないのに、とっても甘い。大人の魅力に溢れた物語です。

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