冴えない(と思い込んでいる)主人公の心理描写が秀逸です。チョコレートへの細やかな思い、そしてホワイトデーに向けての準備の様子……そのどれもに好感が持てました。
神戸在住の三十代
とある会社のとあるグループの上長である水谷さん。会社行事の一環として、バレンタインデーに同じグループの氷室さんからチョコを貰っ……ん? これ他の社員達よりサイズ大きくない? メーカーも違う?……こ…続きを読む
恋愛下手な水谷さんと、とってもかわいい氷室さん。組み合わせとしてけして珍しいものではないけど、それを読みやすくときめくものにしてあって、どんどん先が読みたくなりました。一話ごとの終わり方が…続きを読む
この作品の良さは大人の恋愛でありがちな肉体的関係を持った恋愛でなく互いが素直に気持ちを受け止められる恋愛だからこそ楽しくて安心して読めると思います。ドロドロさがないからこそニヤニヤ出来るのもこの作…続きを読む
主人公である男性が、バレンタインデーに好きな女の子からもらったチョコレートの意味を考え、真剣に向き合い、答えを出す。そんな、誠実で温かい物語です。自分自身を冴えない男、と自己評価している主人公…続きを読む
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