じわりと背筋が凍りだす

 肝試しに行く大学生特有のお調子者加減がよく描かれています。こういったエッセンスがあるからこそ、結末が生かされていくんですよね。冗長な文がない分、すっきりとして読みやすく、じわりと来る怖ろしさが味わえる作品でした。

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