★★★結末を知っているからこその恐怖

絶対怖いのにお化け屋敷に入るとか、ゾンビがいるってわかっているのにクローゼットを開けないといけないような心境で読んでいる。怖いけど読みたい。恐ろしいけどあんなことが起こった理由が知りたい。また文章が上手くて、するすると読み進めてしまうんだこれが。そして最後の最後、またもやってくれた。タタリの恐ろしさが身に染みる。
「タタリの子」の続編で、前日譚なのだが、絶対に本編を読んでから読むべき。