彼が恋だと思ったものの正体は――。

 左足に障害を持ちながらも本屋で懸命に働く店員さんに恋をした吉井くん。彼の自分が彼女を見下していたこと、自分自身の卑しさに気付いた時の心情に共感してしまいました。
 森鴎外の『青年』という作品を初めて知りました。探して読んでみたいです。