ちょっぴり大人になれた気がする。そんな子供の頃の気持ちを味わえる作品です。海老と穴子だなんて大人ですね!
はじめまして。 雹月あさみ(ひょうげつあさみ)です。 主なカクカク作品リストです。 ◆『トイレで読む、トイレのためのトイレ小説』 ・2019年1月31日書…
寿司屋で、しかもカウンターで食べるというのは、確かにちょっと特別な階段。その緊張と、何かを乗り越える感覚、それが短い話の中に寿司飯のようにギュっと濃縮されています。そこにかわいい女の子の心情をそっ…続きを読む
佇まいのいい寿司店にて、父に促されて、一人で海老の握りを頼む場面だけで、心の成長を描いていて、素晴らしいです。ちょっとした会話や登場人物の表情にも表現がしまっていていいと思います。文章力って…続きを読む
どきどきしながらの、初めての注文。お父さんに倣って、ちょっとオトナな食べ方。お行儀の好い、可愛らしい女の子。大将でなくとも目尻が下がります。今日からちょっとオトナ。えびの味も、ちょっぴ…続きを読む
小学3年の少女だった作者様の、初々しい心の動きがみずみずしく伝わってくる物語です。カウンターの向こうの大人に自分の希望を伝える緊張感。やがて見えてくる、板前のご主人が纏う懐かしさ、表情の細やかさ…続きを読む
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